鴉取 真弘と春日 珠紀
「ええっと・・・・・こ、こうですか?」

「すわりの悪いマトを探して、真ん中を狙え」


「こ、こう・・・かな?」

あ・・・・・ちょっと、先輩、近づきすぎ・・・・・ですよ。

「当たり前だけどよ、銃はしっかり持てよな?」


越えも近すぎで・・・・ううう・・・・・。うわ、手!?肩抱かれてますよ!!

「銃をマトに近づけすぎるなよ。弾の威力が落ちるからな。30センチ手前ぐらいが有効だ」


でも、でも先輩は気にしてないのかな?私だけ・・・・?私だけ気にしてるの・・・・?

こんなに声が近くて・・・・・息がかかりそうで・・・・。手が震えてきて・・・・・うまく握れないよ・・・・・。

「狙い、つけたな。風向き、角度、共によし」

風向きって・・・・もう、なにを言ってるのかわけわかんないけど・・・・・。先輩がいいっていうなら、私・・・・・。

「撃て!」
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